NaruyouninaruBLOG

~日々感じたことを 継続は力なり~

「陸王」感想文

皆さんこんにちわ。

 

陸王のDVDを見終わりました。

一週間くらいかけて父と一緒に全10話すべてを見ました。

 

陸王って結構前に流行ってましたよね。

ただ自分は見たことがなかったので、今回初めて見ました。

 

 

 

 

陸王~あらすじ~

 

「こはぜ屋」という創業100年の足袋屋の物語。

 

こはぜ屋は足袋を作り続けて100年の老舗だが、「足袋」という商品の需要が近年減りつつあることから、経営が傾いていく。

 

そんな中、こはぜ屋の社長、宮沢社長が銀行に融資を受けに行くのだが、銀行員の坂本から、こはぜ屋の経営回復の為、新規事業に挑戦してみないかという提案を受ける。

 

最初は、新規事業について乗り気ではなかった宮沢社長だが、こはぜ屋が起死回生を図るためには新規事業に取り掛かるしかないと奮起し、足袋屋ならではの縫製技術を活かした、怪我をしにくいランニングシューズ「陸王」の開発に取り掛かる。 

 

陸王を作るにあたり、坂本からランニングインストラクターの資格を持つ、スポーツ屋店長の有村を紹介され、具体的に開発計画を進めていく中、有村から実際に駅伝を見に行こうと誘われる。

 

宮沢社長は駅伝を観戦する中で茂木という選手に惹かれ応援するが、茂木はゴール付近で怪我のために転倒してしまう。

 

足を引きずりながらも諦めず、必死にゴールを目指そうとする茂木の姿を見た宮沢社長は、陸王を茂木に履いてもらうため、そしてこはぜ屋のため、より一層、足袋屋が作るランニングシューズ「陸王」の開発に情熱を注いでいくのであった。

 

 

 

 

とまあ、こんな感じですかね。

これほぼ一話の内容ですけど。笑

 

正直、見たら泣きます。

何がいいかというとまず、まずキャラの個性ですね。

好きなキャラが多くて迷いますが特にこの3人がお気に入り。

 

何といっても役所広司演じるこはぜ屋の宮沢社長。

こはぜ屋の作る足袋、そして陸王に対し人一倍熱い情熱を持った社長。

その一方で社員からは忌憚のない意見を散々と言われてしまう、いい意味で社長っぽくない社長。

義理と人情を重んじる人柄。

この人に人生を預けたいという人が作中に何人も出てきます。

 

2人目はこはぜ屋取締役のげんさん。

宮沢社長が陸王を作るために出すポジティブな意見を合理的な正論で全てぶった切るこはぜ屋のご意見番

一見視聴者からしたら、もうげんさんは頭堅い!!っていう感じだけど、先代こはぜ屋社長の代の時からこはぜ屋のことを誰よりも考えている人。

こういう人がいないと会社って駄目なんですよね。

 

3人目はカリスマシューヒッターの村野さん。

常に選手のことを一番に考えている熱い男。ランニングシューズ業界最大手のアトランティスを辞めてこはぜ屋に入ったのにはしびれました。

こんな人いるんですか。すごい人だ。

 

いやー他にもいいキャラが多すぎて困るなあ。

茂木選手、銀行員の坂本さん、こはぜ屋のあけみさん、シルクレイの頑固おやじ飯山顧問、松岡修三(笑)、あとライバルの毛塚も最終的にはかっこいいと思いました。

 

あと、最終話で就職先を勝ち取った息子の宮沢大地。

人生に迷いながらも一生懸命頑張っている感じがたくさん共感できました。

 

 

また、陸王の魅力は中小企業、大企業、銀行、実業団選手などのそれぞれの立場が一般の人にもわかりやすく描かれている点だと思いました。

その人の立場だと、あー実際はこういう感じなんだよなって感じるんですよね。

だから個人的に「こいつ嫌い」って思っても、例えば、実際自分が銀行員行だったら利益がない会社に融資はできない。そりゃそうだよね。みたいな。

 

でもそれはわかるんだけど、そんな中でも、もし本当にこんな人がいたらまじでかっこいいなっていう人がたくさん出てくるんですよね。

自身の利益より選手のことを優先したり、ライバル会社のシューズを履く選手を応援したり。

そんなことされたら、義理を返さないわけにはいかないじゃないか!

と人間なら誰しも思います。

え~こんな経営者、選手、銀行員いるんですか?みたいな。

いい意味で、ドラマだな~っていう感じでストーリーが展開していきます。

一言で言うと熱い。胸アツ。(一言ではない)

たぶん世の中こんなに上手くはいかないのだろうだけど、こうであって欲しいと思いました。

 夢がありましたね。

 

 

 

そして最後にもう一つ。

 

 

 

 

ドラマのいいところで流れる挿入歌が

Jupiter(ジュピター)

であること。

これはマジで熱い。新潟県民なら興奮しないわけがない。

自分はDVDを見ながらいい感じの場面になると

 

エブリデイこい!エブリデイこい!

 

 

といってジュピター(エブーリデーイ♪)が流れると

きたー!

といって一人で盛り上がっていました。

 

何を言っているかわからない人は聞き流してください。

 

 

さて長くなってしまいましたがこんな感じです。

非常に面白く、いろいろ考えさせるドラマでした。

見て良かった。

父と一緒に見れたのもよかったです。

 最終話は父と二人で泣きながら見ていました。(変な親子)

 

 

 

今更ですけど、まだ見たことのない人は是非見て下さいね!!

 

 

つづく